お知らせ
2023.06.01 更新
本日は県庁地下会議室で会議に参加しました。
「児童虐待に関わる市町村及び児童家庭支援センターとの連絡会議」です。
「あれ?児童心理治療施設なのになぜ児童家庭支援センターの会議なの??」
と不思議に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
現在、熊本県は「市町村」「児童家庭支援センター」「児童相談所」による三層構造で児童虐待の予防や対応を行う「熊本モデル」を発信しています。
こどもL.E.C.センターは児童心理治療施設なので児童相談所から措置をされる機関です。しかし、児童福祉施設として地域社会の「児童虐待の予防」に力を入れていかなければなりません。
熊本県内の児童家庭支援センターも急速に整備が進み、児童家庭支援センターの更なる機能強化が大きな課題です。そこで、児童心理治療施設こどもL.E.C.センターと熊本県児童家庭支援センター協議会が連携協定を結びました。
こどもL.E.C.センターは心理的サポートが必要なケースのスーパーバイズを行います。また、当センターで治療が集結し見守りが必要な児童に関しては児童家庭支援センターに依頼します。また、当センターとしても児童家庭支援センターの機能強化を行うことで市町村の機能強化に繋げる計画です。
もちろん、熊本県内の市町村から直接支援を求められれば県内どこまでもアウトリーチを行います。
と少し、前置きがながくなりました今回の連携会議に参加させていただいた次第です。地区別のグループワークにも巡回させていただきました。みなさん、自分がやっていることが正しいかどうか不安であり、スーパーバイズの必要性を感じました。
こどもL.E.C.センターとしても市町村の声を聴き、具体的な支援を検討し児童虐待の予防に努めて参りたいと思います。
7月から第三金曜日に専門医による無料相談を実施します。
事前予約制ですがぜひご活用していただければと思います。