お知らせ
2021.09.25 更新
9月末で数名の子ども達がこどもL.E.C.センターでの治療を終え、地域に旅立ちます。
ある児童は入所前は自分のイライラの正体に気が付くことができずモノに当たったり家族に当たったりしていたとのことです。
当センターでのカウンセリングや集団生活を通して自分の感情を言葉で表現することができるようになりました。当センターでの友人関係にも恵まれ仲間ができたことも大きかったかもしれません。不登校でしたが、学校の通学もでき落ち着いた生活を送ることできるようになりました。
私たち職員はお別れは寂しいのですが、治療施設としてずっと施設で過ごすのではありません。
子ども達が地域で再び生活ができるように、子ども達の良さを引き出し、エンパワメントすることが大切と考えています。
そして、別れを通じて担当した職員もこの児童との生活の中でちょっぴり成長したと思います。
生活の中で治療し、お互いが高めあうことができる
これが当センターの強みかなと考えます。